Wikipedia:井戸端/subj/最近まで公開していた生年月は個人情報か

最近まで公開していた生年月は個人情報か[編集]

記事竹下誠二郎の話です。記事本人の家族を称する利用者が、生年月を初めとする幾つかの記述を除去する編集を行っています。

この人物の生年月は、勤務先HPのプロフィールページに記載されていたのを確認したのですが、今年になって削除されているようです。疑問が2つ--

  1. 生年月(日は不明)は保護すべき個人情報なのか
  2. 最近まで公開していた情報を情報出典元が削除した場合、本人が公開していない個人情報としてwpの記事も削除(あるいは除去)すべきか

以上どうでしょうか。--Asgawaji会話2019年1月5日 (土) 12:50 (UTC)[返信]

2について、情報出典元から該当情報が引っ込められた以上は、検証可能性に欠くことになりますので、除去する他はないと思います。家族を称する利用者は、現在のところ削除まで望んでいるわけではなさそうなので、そのままでよいと思います。--ZCU会話2019年1月6日 (日) 11:32 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。ウェブアーカイブサイトでは検証可能性は満たさないでしょうか。--Asgawaji会話2019年1月6日 (日) 11:39 (UTC)[返信]
コメント Wikipedia:存命人物の伝記#誕生日のプライバシーに則って編集すれば良いかと思います。1としては、「保護すべき個人情報」には入るかと思います。ただし本人が積極的に公表していることが確認できるのであれば(本人や所属機関の公式Webページに掲載されている、著作の著者略歴に記載されている等)、根拠となる信頼できる情報源を示したうえで載せるべきかと思います。2についてですが、Wayback Machineに残っているのであれば検証可能性上は問題ないように思います(Wikipedia:出典を明記する#リンク切れの回避と修復の記述でも、リンク切れで検証不能とみなすのはアーカイブも存在しない場合に限られる)。過去に本人が積極的に公開していたことがWayback Machineで検証できるのであれば、過去の公表されていたこと自体に問題点があった場合(本人の意に反して過去の所属機関に公表を強要させられたなど)がない限り、当該個人情報の削除は不要と考えます。ただ、勤務先のWebページで公表されなくなったという背景には、何らかの理由で本人または関係者が公表を控えているというわけでしょうし、その後も別の場で積極的に公表していることが明白ではない限り、編集除去はすべきと思います。--郊外生活会話2019年1月6日 (日) 12:17 (UTC)[返信]
除去すべきかどうかも状況次第と思います。本人は何とも思っていないが、組織の方針で所属者全員分のページから生年月日の欄がなくなった、というような状況もあるでしょう。「公式サイトから消えた」というだけでは、理由が分かりません。「非公開としました」と明言しているのであれば、多分除去すべきなのでしょうが。 --2001:240:2407:B43A:D1DF:814F:7F60:F26E 2019年1月7日 (月) 13:51 (UTC)[返信]
コメント おっしゃるようにその可能性もあるかと思いますが、安全側に倒した判断です。当該組織以外の信頼できる情報源において(本人のパブリックなものであると確認可能なら本人のSNSなどでも構わないでしょう)しっかり言及されているなど本人が積極的に公開していることがわかるなら、そのままでも問題ないはずです。そのことが分からない限り、BLPの立場から安全側に倒すことは必要かと考えます。--郊外生活会話2019年1月7日 (月) 14:15 (UTC)[返信]
コメント 非公開の希望があるのであれば、生年月日は除去がいいと思います。ただ、百科事典として考えた場合、1960年代生まれといった年代表記はできないものかとも思います。(出典提示の点が課題ではありますけど)--115.39.251.95 2019年1月8日 (火) 00:29 (UTC)[返信]
コメント 以下、雑感です。標準的(?)な学者ルートで学者になった人の場合、NIIのCiNii Articles,CiNii Books,JAIRO,KAKENと、JSTのresearchmap,J-GLOBALと、理系ならORCID、著書があればNDLやOCLCのVIAFくらいまでを調べれば生年(月)程度の情報は出てきて「公知の事柄」(※後述)になってしまうことが多いでしょう。当該の人物はいわゆる実務家教員ですのでLinkedInも調べてみました。LinkedInでは小学校相当の海外の学校まで具体的に記載されていますが、生年表示はいずれのサイトにもないですね。削除が妥当かと。
ただ、「家族を称する」という「自称」を容認する緩いオプトアウトを考慮に入れるのが前例になるとしたら、これもまた難しい問題を孕みそうです。というのも、利益相反の場合もありますから…。結局、ご本人の意図はご本人しかわからないのでは? たとえば ttps://twpro.jp/tokyojapanman12 は、何か家族ではない第三者による嫌がらせのような気もしますし、他の家族と利益を異にする家族あるいは元家族かもしれません。というのも、このアドレスのアカウントが民法826条改正を謳っている点が気になります。
エコノミストとして非常に著名でメディアへの露出も高い方のようですから、やっかみや嫌がらせもあるでしょう。「公知の事柄」だとしても、気の毒と言えば気の毒な気もします。
※「公知の事柄」と「有名税」の関係ですね。印刷出版業界の内情を言うと、本人の意向確認よりも慣例的な書式の粒が揃うことが優先されます。掲載誌や版元は半ば当然のように生年月日や出身地の情報提出を求め、それが著者紹介欄に載り、NDLの「平成29年7月31日国図収1707272号」が適用され、それが国際的に横断するDBに提供され、公知の事柄になって行きます。テレビに出ている方の場合は、日経Who's Who、聞蔵2、ヨミダスなどの有料DBでもかなり詳細に出ます。企業の幹部の場合、誕生日の他、自社株の所有数まで出ます。その他に業界別の人名録、紳士録もあります。ttps://www.library.pref.osaka.jp/site/business/guide-jinbutsu.html
また、個人や個人の集合体だけが勝手に萎縮しても、巨大サーチエンジンや巨大SNSや巨大BLOGサービスの会社だけは何でも知っているから無駄だし、そのような状態を生み出すことは情報の不均衡を生むから歴史的に長いスパンで考えると(個々の人物の幸福とは相反するけど)却ってまずい、という考えもあるかもしれません。物故してから書けば良いという考えでも良いでしょうが、応援しているスポーツ選手やタレントの誕生日は祝いたいですよね。
そういう諦念を感じる一方で、(以下、必要に応じて転載してください)井戸端「芸能人の公表していない過去の活動」もそうですが、忘れられる権利、オプトアウトの仕組みが必要なのかもとも思えます。
今忙しくて深くコミットできないので井戸端「芸能人の…」には書きませんが、例えばAV女優が復帰したら芸名を変えることは多いでしょう。引退したAV女優は名前を消して欲しいと思っている人もいるでしょう。忘れられる権利の問題です。一方で、それを認めれば企業や政治家や芸能人の不祥事に関する記述の削除要求への対応の問題も出てきます。
それから…AV年鑑のような書籍類があれば、その書籍のライターによる「独自研究」が表面的には第三者による二次資料の要件を満たすわけで、その書籍の文面に「以前の芸名は○○」と書かれていれば、要件を満たすことになりますから、もはや表面的な教条主義で本質を捉えないのはもう限界ではないかという気もします。一定程度の逆算までなら、独自研究だと詰め寄って論難する気風は、もはや無意味なのではないかという趣旨です。それと、削除するならwikidataの生年月情報やエイリアスも書き換えが必要でしょうね。当該のエコノミストについては、まだ残っています。
ここにもこれ以上、書かないつもりです。また、オプトアウト関係の話題を立てるのもリソース不足でできません。
結果的に、話題を拡散させただけになってしまったことをお詫びします。 --61.211.97.213 2019年3月18日 (月) 10:55 (UTC)[返信]