Wikipedia:査読依頼/余部橋梁 20110114

余部橋梁 - ノート[編集]

山陰本線にある有名な橋です。昨年9月頃から文献を集めて大幅加筆を続けて、利用者:茶務さんの助けもあってだいぶよい記事になってきたと考えています。ほぼ検証可能性の確保は完了したと考えています。他の分野の人から見て分かりづらいところはないか、専門的内容でおかしいところはないか、いろいろな見地からの意見を賜りたく、査読依頼を出させていただきます。なお、旧余部橋梁に専門に配置されて橋の保守を担当していた橋守(全部で5名または6名)について、実名を挙げておいたところ、不適切とされ消去され、どうすべきかコメント依頼も出したものの当事者以外からのコメントをまったく頂けず、対処を決めかねている状態ですので、できればこれについても意見をお願いいたします。Tam0031 2011年1月13日 (木) 16:04 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
【感想】 ──専門外の方による感想。
【その他】 ──表記・文体など
橋の保守を担当していた橋守の実名は、Loasaさんの意見と同じくいらないと思います。私にとっては実名を挙げて何になるのかがわかりません。ウィキペディアは人物一覧を書く場所ではなく百科事典を作るところです。簡単に言うと蛇足ではないでしょうか。--・・・・ 2011年1月19日 (水) 14:36 (UTC)[返信]
ご意見ありがとうございます。「実名を挙げて何になるのかがわかりません」というのは、私にとっては「百科事典を書いて何になるのがわかりません」と言われているのと同じに感じます。そもそも百科事典そのものが、それを何かに役に立てるというよりは、それを読んで、そういうものがあるのか、そういう背景があるのかと知的な満足を得るものだと思っています。したがって、橋に直接関係している人の名前は、プライバシーの問題さえクリアできるのであれば書いておくべきものだと考えました。人物一覧を書く場所ではないとのことですが、それでは橋の設計者や現場監督の名前はなぜよいのかが説明できないと思います。橋守は何十人もいるわけではないですから。--Tam0031 2011年1月19日 (水) 14:55 (UTC)[返信]
そうですか。Tam0031さんのコメントを見ると、どうやら私の百科事典のあり方・考え方が違うようです。百科事典そのものが、それを何かに役に立てるというよりは、それを読んで、そういうものがあるのか、そういう背景があるのかと知的な満足を得るものとありますが、それは過剰過ぎるような気がしてなりません。 Wikipedia:過剰な内容の整理によると過剰な加筆の例としては次のようなものがあります。
  • フィクションやコンピュータゲームの記事における、ほんのわずかしか登場しない登場人物やメカニックについての細かな記述。
  • 人物伝の記事における、その人物の業績にとって重要ではない、何年何月何日に何をしたといった箇条書き。
  • 公共機関の記事における、重要ではない部課名の羅列。

それを踏まえて考えると、橋の設計者や現場監督の名前は橋を作るうえで非常に重要な人物であり該当はしませんが、橋守の実名は橋のメンテナンスの担当をしているのであり、それが重要な人物かと言われると私は疑問に思います。ちなみに言っておきますが橋守を貶している訳ではございません。私も、Loasaさんと同じく鉄橋守は、1917年(大正6年)から1965年(昭和40年)までに通算5人の工事工手が雇用され...で十分ではないでしょうか。ちなみに記事の方はとってもすばらしく、まさしく完璧といっても問題ないと思います。Wikipedia:秀逸な記事に載ってもおかしくないレベルの高い記事だと私は思います。--・・・・ 2011年1月20日 (木) 14:28 (UTC)[返信]

うーん、その橋に張り付いて、ずっとその仕事だけをしていた人なのに、現場監督ほどには重要ではないというのが理解できません。橋守は、この橋以外の仕事はしていない専属の人で、余部橋梁といえば常に専属の橋守がいたとこれまで挙げられてきたわけですから。これが総計20人くらいもいれば全部の名前を挙げるのは止めようと思うのですが、5人ですし。ちなみに、新橋の方についても現場監督の名前は分かっていますが、書いていません。現代の土木工事では、個別の人間の能力よりは、チーム全体の協力で造っていくという要素が強く、たまたま現場長の立場にあるという人の名前は必要ではないだろうと思ったからです。つまり私の価値判断では、新橋の現場監督よりも旧橋の橋守の方が名前を載せる価値がある、ということです。
ただ、3名の方に不要と言われましたので、しばらく様子を見て他に意見が無いようであれば、橋守の説明のあたりを御指摘のように修正をしたく思います。--Tam0031 2011年1月20日 (木) 14:46 (UTC)[返信]

(戻します)当事者ですが、この件に関わる資料がありましたので紹介します。建設新聞2010年6月30日の記事 『【静岡】静岡県=中山間地の橋梁など対象に「橋守」を10年度も試行、11年度からの本格運用目指す』 によると、国鉄には1960年代半ばごろまで橋守制度(元来、橋守とは橋の近くに代々家族で住み、橋の状態を毎日点検しながら劣化した個所の塗装替え、緩んだボルトの締め増しなどの保全を行う専門職種)があり、各地の鉄道橋の維持管理を行っていたそうです。橋守が余部鉄橋のみ行われた独自・特有の業務であれば名前を書く余地はあると思いますが(他の方の説明で一応プライバシー面のハードルはクリアしていると理解できました)、他の地域にある鉄道橋でも橋守が存在して同様の業務を行っていたとなると、規模の大小や環境の良し悪しなど異なる面はありつつも、基本的に余部鉄橋の橋守も国鉄で鉄道橋の保守業務に携わった一職員と解釈できるので、この辺りからも名前は不要かと思います。--茶務 2011年2月6日 (日) 00:56 (UTC)[返信]

他でも事例があるとは知りませんでした。大変参考になります。--Tam0031 2011年2月6日 (日) 06:15 (UTC)[返信]

皆様、コメントありがとうございました。--Tam0031 2011年3月13日 (日) 16:06 (UTC)[返信]