Wikipedia:良質な記事/良質な記事の再選考/ホウカム・ホール 20230517

ホウカム・ホールノート / 履歴 / ログ / リンク元[編集]

選考終了日時:2023年6月16日 (金) 07:17 (UTC)

  • 除去 2016年に立項者による自賛で選考された記事です。出典の付けられている記述箇所が偏っており、注釈の数や全体の出典数の総数で充実しているように盛られているも無出典記述が多くGAの水準からは遠いと思われます。--Totosasao会話2023年5月17日 (水) 07:17 (UTC)[返信]
  • 除去 注釈部分が独自研究的で、庭園説の出典の薄さから現在の良質な記事の基準に達していないと思われます。--Nekotasu会話2023年5月17日 (水) 08:29 (UTC)[返信]
  • 除去 内容を拝見する限り、独自研究的な記述が多分にあり、Template:出典の明記を貼付されても不思議では無いほどであると思われ、少なくとも現状では良質な記事の水準には達していないものと考えます。特に概要節にある「(中略)同じ時代に本様式で設計された多数の建築物の中でも、最もパッラーディオの理想に近い。」という記述は独自研究の極みでWP:APTにも抵触しかね無いものです。初版の段階でも類似した記述があり、その他独自研究が多分にあるにも関わらず、何故選考が通過したのか不思議でなりません。当初は独自研究部分の除去等の対応を考えましたが、対象部分が余りにも多く、記述の大半を失い、現行の版とは大きく異なる記事となってしまう恐れがあったので断念致しました。ソックパペットによる依頼との事ですが、依頼の妥当性はあるものとして除去に賛成致します。--イトユラ会話2023年6月3日 (土) 12:41 (UTC)[返信]
  • 除去 英語版の秀逸な記事からの翻訳ではあるのですが、その英語版の状態がいささか怪しい感じがします。下記4点を総合的に考えあわせ、検証可能性の提供が十分でなく、そのために記事内容の中立性と正確性を担保することが難しい状態にあると判断し、除去票を投じます。--枯葉会話2023年6月15日 (木) 15:05 (UTC)[返信]
    • [1] その「評価」がだれのものなのか?: 特に気になるのは衝突する・あるいは矛盾する記述がひねりもなく並置されている点で、たとえば「ホウカム・ホールの外装は、古代ローマ建築による巨大な宮殿と表現するのが最もふさわしい[18]。しかしながら、多くの建築設計と同様、話はそれほど単純ではない。」は、理解が困難な文章であるように思えます(私の頭が悪いというだけの話であるかもしれませんが)。見解の衝突を記述するのならば、それぞれの文章がだれの・あるいはどのような人々の評価であるのか、具体的に欲しいと思いました。他、イトユラさんが指摘する「最もパッラーディオの理想に近い」も、研究者間でのよほど統一した見解が存在していないかぎりさけられなければならないでしょう。私が出典を見繕って手直ししてしまいましたが、これは不適切だったかもしれません。たとえば、 Christopher Christie, The British country house in the eighteenth century (2000) ではパッラーディオ建築のideaをもっとも世に伝える建築物として、en:Houghton Hallとホウカム・ホールを同列に提示しています (p.35)。全体として、英語版のいうen:WP:TONEへの目配りが不足していると思いました。
    • [2] 出典と記述の紐づけが困難なスタイル: Nekotasuさんのご指摘の一部、「庭園節の出典の薄さ」を検討してみました。英語版で当該記述が出現したのはこのあたりで (差分) さいわい出典が同時に追加されていますので、いちばん適切そう、かつ指定ページ数的に検証が簡単そうな Christopher Hussey, English Gardens and Landscapes 1700-1750 を眺めてみましたが、この出典単独でカバーできる記述は存在しないと判断しました(厳密にいえば1行だけありますが、そこにはすでに別の出典があります)。つまり、複数の出典を合成しながら記述されている部分が多いと予想され(それ自体は私個人は悪いとは思いませんが)、7冊の出典を確認しながらインラインサイテーションをリカバーするのはかなりの労力を要すると思います。
    • [3] 正確さを担保できない具体例: これは私の直感からの指摘ですので間違っていればお詫びするほかありませんが、「チャールズ・レイモンド・スミス (Charles Raymond Smith) による「1849-57」の日付入りの「聖ジョージとドラゴンの物語」」は、正しくないような気がします。英語版の記述は "Saint George and the Dragon dated c. 1849–57 sculpted by Charles Raymond Smith" ですが、同時代の彫刻作品に c. つきの(翻訳で欠落しています)年代を入れるものでしょうか。この英語版の記述は、「彫刻品の美術目録」的な出典においてこの彫像の制作年数をホウカム・ホールの歴史に照らして推定した記述を引いてきたもののように思えます。そもそもそのような記述が妥当かという疑いがまず1点、そして日本語版において動詞dateの翻訳上の解釈の仕方と鍵かっこの使い方とが不適切である疑いがあるのですが、いかんせん出典を特定できないので検証ができません。なお、この彫像がどういうスタイルのものか、コモンズで確認が可能です。
    • [4] 英語版の秀逸評価に対する異論の存在: 英語版の秀逸な記事の再選考で同じような指摘があがっているのですが、まあ、ユーザー間でのいざこざから周りが白けてしまい、抜本的な解決が図られないまま議論が流れた、みたいな雰囲気があります。そして2023年1月に再々選考の予告を伴う指摘がノートページに投じられています。秀逸/良質の違いもあり、かならずしも日本語版の状態にすべて当てはまるものではありませんが、同様に出典・脚注の不備が指摘されているのは参考になりうると思います。

選考終了時点で除去票3、現状維持票0のため、除去。--YellowSmileyFace会話2023年6月16日 (金) 12:13 (UTC)[返信]